なぜ飛ぶの?

紙飛行機実物の飛行機も、飛ぶ原理は同じです。

では、飛行機は どうして 飛ぶのでしょうか。

もちろん、つばさに秘密があります。

飛行機を真横から見て
つばさのまわりの
空気の流れ
考えてみましょう。
平らな板空気の流れに対して
真横(平行)になっている場合、
空気は板の上下を
同じように流れ
板には直角方向の力は働きません。

平らな板が空気の流れに対して
角度がある場合(迎角がある場合)、
空気は板に沿って流れ、
下向きに曲がります。

つまり、空気板から力を受けて
曲げられます。

板はその反対向きの力をもらい、
持ち上がります。
この力を
揚力ようりょく)といいます。

この
揚力のおかげで、
飛行機は飛ぶことができるのです。

折り紙飛行機のようにつばさが平らな飛行機も、
空気の流れる向きとの角度(紙飛行機の飛行姿勢)が
適切であれば、揚力が発生し、よく飛びます。


飛行姿勢を決めるのは、飛行機の重心位置
取り付け角(主翼と尾翼の角度)です。

組立式の紙飛行機の場合、
主翼にわずかな湾曲(キャンバー
付け
ています。

これは、空気の流れをなめらかにして、
空気抵抗抗力こうりょく)を減らし、
より大きな揚力を得るためです。
本物の飛行機のつばさの断面は、
左の図のような形をしています。

ここで紹介した飛行の原理は、「工作・実験 紙飛行機教室」において、
風洞実験を行いながら、小学生などに対して説明している内容です。
詳細な原理や法則は、理工系大学などの専門課程で学びます。

特製の風洞実験装置

			

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 これまで当サイトでは、揚力発生のメカニズムについて、
「翼の上の空気は早く流れ、圧力が低くなる。翼の下の空気は遅く流れ、圧力が高くなる。
この圧力差のために揚力が発生する。」と紹介してきました。
しかし、ベルヌーイの定理の適用が不適当であること、
さらに、なぜ早く流れるのかについての根本的な説明がつかないこと、などを考慮し、
上記のような説明を行うこととしました。(2003.10)

このような説明は、米国ワシントンのスミソニアン航空博物館や
最近の書籍などでも多く取り入れられています。

今後も、さらに良い説明方法を検討していきます。ご意見などお寄せいただければ幸いです。